C言語は組み込み系、PHPやRubyはWeb開発など得意な分野が決まっていることが多いですが、Javaは様々な用途に使われており、他の言語と比べても万能な言語と言えるでしょう。Javaが使われているものの例には業務用アプリケーション、Webアプリケーション、Androidアプリなど様々です。
(参考サイト:Javaが得意なことってなに?)
Javaは1970年代に登場した言語であり、PHPやRuby、PythonなどWeb系開発に使用される言語と比べると歴史が長いです。
それに加えてJavaはこれらの言語と比べてセキュリティ性の面で優れています。そのため大企業などではJavaが使用されています。特に歴史の長い会社だとシステムの規模が大きいため、他の言語に切り替えるのに苦労するためそのままJavaを使い改修を重ねている会社も多いです。
それにスマートフォンの普及や一般企業でも業務の効率化が行われていることを考えると、Android用アプリケーション開発やWeb系アプリケーション開発の業務も増える可能性が高いです。
サーバーサイド言語は時代によってトレンドが変わっていきます。しかし他の言語と違いJavaは需要が安定しており、需要が減る可能性は低い言語と言えるでしょう。
ただし、Javaの難点として学習コストの高さが挙げられます。「オブジェクト指向」と言ってプログラミング初心者が挫折しやすい考え方があるのが原因であり、PHPはこの考え方が無いので習得が容易であると言われています。
しかし、オブジェクト指向は他の言語にも用いられている考え方であり、初心者のうちにJavaが習得できれば他の言語の習得も容易になります。